5月の改元に伴いキャッシュカードを変更する必要があると偽った手紙を送り付け、カードをだまし取ろうとしたとして、
神奈川県警は7日、詐欺未遂容疑で東京都豊島区の不動産会社役員岡田真和容疑者(44)を逮捕した。
県警は認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は今年1月、横浜市内の女性(73)にキャッシュカードと暗証番号などを記入した書類を返送させ、だまし取ろうとした疑い。
県警によると、手紙は全国銀行協会の名称を勝手に使用。
「5月1日からの元号の改元による銀行法改正に伴い、全金融機関のキャッシュカードを不正操作防止用カードへ変更となりました」
などと書かれていた。