30坪以下で「まるで豪邸」を実現したマイホーム、SNSが驚いた「間取り」「空間活用術」とは

吹き抜けリビングに地植えのシンボルツリーが「豪邸感」満載なこのご自宅、実は「25坪」の狭小住宅。全国の戸建て住宅の平均坪数は30~40坪。一般的に「30坪以下」は“狭い家”といったイメージがある。でも実際は、コンパクトな住まいでも間取り次第で「まるで豪邸」は可能。Instagramで「おしゃれ」「参考になる」と注目を集める2家族のマイホームをご紹介。
【写真】「2帖の子ども部屋」「室内にある巨大な木のハコ」…2家族のご自宅大公開■「子ども部屋は2帖、勉強机は廊下に」目からウロコの間取りプラン!

25坪(建坪14坪)のご自宅に、大開口の吹き抜けリビングを実現させたのは愛知県に住むjuju(37歳/@juju_home35)さんご一家。ご主人と4人のお子さん(長女12歳、長男10歳、次女7歳、3女4歳)と暮らす6人家族だ。コンパクトハウスながら、吹き抜けリビング以外にも4人の子どもたちの独立した部屋も確保されている。 驚きの間取りのポイントは「まずは子ども部屋を極限まで小さくしたこと」とjujuさん。子どもはいつか巣立つため、プライバシーが守れて寝ることができれば十分と話す。その結果、採用したのは…なんと、2帖の子ども部屋。「寝ることに特化した秘密基地みたいな空間です(笑)。それぞれの勉強机や収納は廊下に設けました。6人分の家族の衣類は4帖ほどのファミリークローゼットで1カ所にまとめ、2ヵ所あるトイレのうち1ヵ所は0.3坪の超狭小です」 一般的な住宅よりもミニマムに抑えた部分はあるものの、天窓や高窓から光が差し込む明るいご自宅は、解放感いっぱい。「限られた予算の中で場所の便利さを優先し狭小地の購入を決めましたが、当初は、間口が4.5mしかないこの場所で、本当に6人で住めるのか不安でした。でも今では、まったく狭さを感じないほど広々と暮らせています」【jujuさん宅DATA】愛知県/6人家族/25坪(建坪14坪)5LDK・主寝室4帖・2帖子ども部屋×4・吹き抜けリビング・土間玄関・天窓■「住まいはいかに無駄を省いてシンプルにするかが大事」 中庭を中心に「コの字型」に造られた29坪のご自宅で26帖のLDKを叶えたのは、佐賀県在住の元ハウスメーカー勤務の金丸さん(28歳/@kanamaru_house)。“住まい”のエキスパートが「マイホームでしなくていいこと」を厳選した結果、29坪ながらゆとりあるLDKが完成した。金丸さんがご夫婦のライフスタイルから判断した「しなくていいこと」は以下の8つ。・寝室は寝るだけでいいから広くなくていい・こども部屋は5帖以下でいい・できるだけ廊下は最小限になる間取りを考える・トイレやお風呂は最小限でいい・土間収納はウォークスルーじゃなくていい・玄関も広くなくていい・収納は最低限でいい・脱衣所も最低限でいい 金丸家のアクセントになっているのはLDKの中心に設置された無垢板の『木のハコ』だ。生活感のでやすい収納と洗面スペースなどの水回りを収める同時に“ホテルライク&ハイグレードな住まい”を演出している。「『29坪平屋』は動線が短くて暮らしやすく、家族がどこにいても気配が感じられますし、(2階がないので)足音が気になりません。掃除もしやすいですね(笑)。2階建てにくらべ、建築費・外構費・固定資産税などが高いという短所もありましたが、結果的に夫婦ともども快適に過ごせています」【金丸家DATA】佐賀県/共働き夫婦/29坪・LDK26帖(リビング12帖、キッチン14帖)・寝室6.4帖・子ども部屋(2部屋)4.5帖ずつ・リビクロ1.5帖・洗面所1.4帖・脱衣所2.1帖・トイレ1.1帖
■「子ども部屋は2帖、勉強机は廊下に」目からウロコの間取りプラン!
25坪(建坪14坪)のご自宅に、大開口の吹き抜けリビングを実現させたのは愛知県に住むjuju(37歳/@juju_home35)さんご一家。ご主人と4人のお子さん(長女12歳、長男10歳、次女7歳、3女4歳)と暮らす6人家族だ。コンパクトハウスながら、吹き抜けリビング以外にも4人の子どもたちの独立した部屋も確保されている。
驚きの間取りのポイントは「まずは子ども部屋を極限まで小さくしたこと」とjujuさん。子どもはいつか巣立つため、プライバシーが守れて寝ることができれば十分と話す。その結果、採用したのは…なんと、2帖の子ども部屋。
「寝ることに特化した秘密基地みたいな空間です(笑)。それぞれの勉強机や収納は廊下に設けました。6人分の家族の衣類は4帖ほどのファミリークローゼットで1カ所にまとめ、2ヵ所あるトイレのうち1ヵ所は0.3坪の超狭小です」
一般的な住宅よりもミニマムに抑えた部分はあるものの、天窓や高窓から光が差し込む明るいご自宅は、解放感いっぱい。
「限られた予算の中で場所の便利さを優先し狭小地の購入を決めましたが、当初は、間口が4.5mしかないこの場所で、本当に6人で住めるのか不安でした。でも今では、まったく狭さを感じないほど広々と暮らせています」
【jujuさん宅DATA】愛知県/6人家族/25坪(建坪14坪)5LDK・主寝室4帖・2帖子ども部屋×4・吹き抜けリビング・土間玄関・天窓
■「住まいはいかに無駄を省いてシンプルにするかが大事」
中庭を中心に「コの字型」に造られた29坪のご自宅で26帖のLDKを叶えたのは、佐賀県在住の元ハウスメーカー勤務の金丸さん(28歳/@kanamaru_house)。“住まい”のエキスパートが「マイホームでしなくていいこと」を厳選した結果、29坪ながらゆとりあるLDKが完成した。金丸さんがご夫婦のライフスタイルから判断した「しなくていいこと」は以下の8つ。
・寝室は寝るだけでいいから広くなくていい・こども部屋は5帖以下でいい・できるだけ廊下は最小限になる間取りを考える・トイレやお風呂は最小限でいい・土間収納はウォークスルーじゃなくていい・玄関も広くなくていい・収納は最低限でいい・脱衣所も最低限でいい
金丸家のアクセントになっているのはLDKの中心に設置された無垢板の『木のハコ』だ。生活感のでやすい収納と洗面スペースなどの水回りを収める同時に“ホテルライク&ハイグレードな住まい”を演出している。
「『29坪平屋』は動線が短くて暮らしやすく、家族がどこにいても気配が感じられますし、(2階がないので)足音が気になりません。掃除もしやすいですね(笑)。2階建てにくらべ、建築費・外構費・固定資産税などが高いという短所もありましたが、結果的に夫婦ともども快適に過ごせています」