組員に指詰めを強要して逮捕/兵庫宮地昌和容疑者

暴力団組員に指の切断を強要したとして、県警は8日、指定暴力団山口組系組員・宮地昌和(31)(神戸市西区)、同組系幹部・大谷豊(46)(同)ら計4容疑者を強要容疑で逮捕した。

 発表によると、4人は共謀し、昨年12月28日午前2時~7時頃、明石市内の暴力団事務所で、組員男性(29)に「ケジメをつけろ」と脅迫し、包丁で小指を切断させた疑い。4人は「指を詰めるよう命じていない」などと否認しているという。県警は、男性の借金返済を巡るトラブルとみて調べている。