JR埼京線の電車内で、20代の女性に痴漢行為をした疑いで、男が警視庁に逮捕された。
犯行発覚のきっかけとなったのは痴漢撃退アプリだったー
強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、自称・映像制作会社の契約社員、加藤義郎容疑者(34)。
15日朝、赤羽駅と池袋駅の間を走る電車内で、通勤途中の女性の下半身を触った疑いが持たれている。
また、同じ女性に自らの下半身を押しつけたとみられる50代の無職の男も逮捕された。
面識はなかったという二人の男。
なぜ同じ女性に対して犯行に及んだのか。
車両内では当時、ドア付近に立つ被害女性の右斜め後ろに加藤容疑者が、女性の正面に50代の男が立っていたという。
加藤容疑者は女性の下着の中に手を入れ、下半身を触ったとみられている。
もう一人の50代の男は、乗客に押されるようにして女性と密着した際に下半身を押しつけたとみられている。
一連の犯行を周囲に知らせたのは「痴漢撃退アプリ」だった。
痴漢被害に遭った女性は、電車内で痴漢撃退アプリを立ち上げて、この音声に気づいた男性乗客らが加藤容疑者を取り押さえたという。
調べに対し、二人は容疑を認めている。
加藤容疑者の供述:混んでいる電車内で若い女性がいたので、ムラムラと欲情して触りました。
痴漢の被害に遭っても、女性たちが声を上げづらい状況があることから、警視庁は痴漢撃退機能がついたアプリ「デジポリス」の活用を呼びかけている。
(「イット!」 9月22日放送)