和歌山県警、漁港の海中を捜索 首相遊説先で爆発物

岸田文雄首相が和歌山市の雑賀崎漁港で遊説中に爆発物を投げつけられた事件で、和歌山県警は18日、爆発後に飛散したとみられる爆発物の破片などが漁港の海に飛散した可能性があるとみて、周辺の海中を捜索した。
【図でわかる】爆発物はこうやって投げ込まれた 事件では、兵庫県川西市の無職、木村隆二容疑者(24)が威力業務妨害容疑で現行犯逮捕され、同容疑で送検された。県警は木村容疑者が鉄パイプなどに火薬などを密封して作る「パイプ爆弾」を自作するなどして事件に用いたとの見方を強めており、飛散した破片などを集めて事件の立証につなげるのが目的とみられる。 午前10時ごろから漁港の一角で、ウエットスーツに身を包むなどした捜査員5人ほどが、約1時間、現場付近の海中に潜水を繰り返していた。同じ時間帯に周辺では、漁協関係者らに、事件時の演説会場付近の様子を確認する捜査員の姿も見られた。【駒木智一、橋本陵汰、高良駿輔】
事件では、兵庫県川西市の無職、木村隆二容疑者(24)が威力業務妨害容疑で現行犯逮捕され、同容疑で送検された。県警は木村容疑者が鉄パイプなどに火薬などを密封して作る「パイプ爆弾」を自作するなどして事件に用いたとの見方を強めており、飛散した破片などを集めて事件の立証につなげるのが目的とみられる。
午前10時ごろから漁港の一角で、ウエットスーツに身を包むなどした捜査員5人ほどが、約1時間、現場付近の海中に潜水を繰り返していた。同じ時間帯に周辺では、漁協関係者らに、事件時の演説会場付近の様子を確認する捜査員の姿も見られた。【駒木智一、橋本陵汰、高良駿輔】