新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、北秋田市の高齢者施設で量を間違えて接種していたことがわかりました。
北秋田市によりますと、高齢者施設の入所者と職員148人が本来の量より少なく接種されていました。ワクチン接種は去年12月から先月にかけて行われました。モデルナ製が使われ、1人0.5mLを打つところ、ファイザー製の適正量である0.3mLを打ったということです。接種量が規定の半分以上であれば再接種は必要ないという国の見解に則り再接種はしません。
ワクチンの瓶は種類によって色分けなどされていますが、「この施設ではこれまでファイザー製が使われていたので担当者が思い込んでいて勘違いした」ということです。