「展示会場全体にその笑い声は響き渡っていました。笑顔が絶えないご一家ではありますが、まさか雅子さまと愛子さまが大爆笑されるとは……。新鮮でした」(皇室記者)
【写真】ブルーの半袖ワンピ姿の20代の雅子さま。他、激やせされた折の愛子さま、笑顔の陛下、NYでデートする眞子さんも 5月30日、天皇ご一家はご即位5年とご成婚30年を記念する特別展『新しい時代とともに─天皇皇后両陛下の歩み』のご鑑賞のため、都内の百貨店を訪問された。その日、陛下は爽やかな薄いブルーのワイシャツにスーツ、雅子さまは薄いブルーのパンツスーツ、愛子さまは薄いブルーのスーツをお召しで、リンクコーデを意識された装いだった。

百貨店の入り口の正面には、「結婚の儀」のパレードで両陛下が乗られたオープンカーが飾られ、展示会場には、ご一家ゆかりの品や写真、およそ250点が並んだ。「愛子さまはいつになく饒舌でした。婚約内定会見の際に、雅子さまがお召しになったレモンイエローのワンピースをご覧になって陛下にプロポーズの“再現”をお願いされたり、ご自身の産着『御初召』をご覧になって、“初めて見ました……あ、初めてじゃないですね”と訂正されたりと、大変楽しまれているご様子で、当初の予定よりも1時間ほど延長されるほど、じっくりとご覧になられました」(宮内庁関係者) ご一家に爆笑の渦が巻き起こったのは、愛子さまの高校の卒業式の写真を前にしたときだったという。「愛子さまは、ご自身のお写真をご覧になり、“前髪を切りすぎちゃったのよね”と大きな笑みを見せられた。雅子さまも当時のことを覚えていらっしゃったようで、愛子さまに“自分で切ったのよね”と声をかけられていました。 愛子さまがそのように、自然体で大笑いされる姿を見せられるまでの年月を考えると、感慨深いものがありました」(前出・宮内庁関係者) 愛子さまはもともと天真爛漫な性格であられたというが、幼い頃は外に出られると雅子さまの後ろに隠れがちで、一般人から名前を呼ばれると緊張されたりすることもあった。 転機は、愛子さまが14才のとき。上皇さまが退位の意向を示された年だ。「愛子さまは退位を機に、自分が“天皇の娘”となることを強くご自覚されたのだと思います。ご静養の際も、雅子さまの横に並び、積極的に国民と向き合う姿が見られるようになりました。中学3年生のときには激やせが心配されたこともありましたが、それも、“外から見られる自分”を意識され始めたからではないでしょうか」(放送作家のつげのり子さん) 雅子さまはご自身の適応障害も抱えられながら、時に不安定ともとれる愛子さまを、お近くで辛抱強く見守られた。「雅子さまは、愛子さまに特別に何かを“指導”されることはありませんでした。愛子さまがご自身の立場を受け入れられるそのときを待たれたのです。 親としては忍耐が必要だったと思いますが、結果、愛子さまは報道陣の前で自信に満ちた“素”を出せるようになりました。ひとえに雅子さまが愛子さまを信じ続けられたおかげでしょう」(前出・宮内庁関係者) 天皇ご一家はお出ましの場で、時折ユーモアを感じさせる。2019年8月には、那須御用邸でのご静養の道中、陛下がハンカチで汗を拭かれる際に「ハンカチ王子」と冗談めかして発言され、周囲の笑いを誘う一幕があった。今年4月上旬に行かれた御料牧場でも、陛下と雅子さまが頭をぶつけられ、ご一家が思わず笑われるという微笑ましい場面があった。「ご家庭では、日常的にユーモアを交えたやりとりが交わされているのでしょう。愛子さまも、ご両親に負けず劣らず、笑うのがお好きだと見受けられます。 今回の爆笑のように、今後も愛子さまの素顔が世に出るようになると、国民もますます愛子さまに親近感をもつことができて一石二鳥でしょう」(前出・宮内庁関係者) 来年には大学を卒業され、公務の機会が増えるとみられている愛子さまの活躍が、いまから待ち遠しい。※女性セブン2023年6月22日号
5月30日、天皇ご一家はご即位5年とご成婚30年を記念する特別展『新しい時代とともに─天皇皇后両陛下の歩み』のご鑑賞のため、都内の百貨店を訪問された。その日、陛下は爽やかな薄いブルーのワイシャツにスーツ、雅子さまは薄いブルーのパンツスーツ、愛子さまは薄いブルーのスーツをお召しで、リンクコーデを意識された装いだった。
百貨店の入り口の正面には、「結婚の儀」のパレードで両陛下が乗られたオープンカーが飾られ、展示会場には、ご一家ゆかりの品や写真、およそ250点が並んだ。
「愛子さまはいつになく饒舌でした。婚約内定会見の際に、雅子さまがお召しになったレモンイエローのワンピースをご覧になって陛下にプロポーズの“再現”をお願いされたり、ご自身の産着『御初召』をご覧になって、“初めて見ました……あ、初めてじゃないですね”と訂正されたりと、大変楽しまれているご様子で、当初の予定よりも1時間ほど延長されるほど、じっくりとご覧になられました」(宮内庁関係者)
ご一家に爆笑の渦が巻き起こったのは、愛子さまの高校の卒業式の写真を前にしたときだったという。
「愛子さまは、ご自身のお写真をご覧になり、“前髪を切りすぎちゃったのよね”と大きな笑みを見せられた。雅子さまも当時のことを覚えていらっしゃったようで、愛子さまに“自分で切ったのよね”と声をかけられていました。
愛子さまがそのように、自然体で大笑いされる姿を見せられるまでの年月を考えると、感慨深いものがありました」(前出・宮内庁関係者)
愛子さまはもともと天真爛漫な性格であられたというが、幼い頃は外に出られると雅子さまの後ろに隠れがちで、一般人から名前を呼ばれると緊張されたりすることもあった。
転機は、愛子さまが14才のとき。上皇さまが退位の意向を示された年だ。
「愛子さまは退位を機に、自分が“天皇の娘”となることを強くご自覚されたのだと思います。ご静養の際も、雅子さまの横に並び、積極的に国民と向き合う姿が見られるようになりました。中学3年生のときには激やせが心配されたこともありましたが、それも、“外から見られる自分”を意識され始めたからではないでしょうか」(放送作家のつげのり子さん)
雅子さまはご自身の適応障害も抱えられながら、時に不安定ともとれる愛子さまを、お近くで辛抱強く見守られた。
「雅子さまは、愛子さまに特別に何かを“指導”されることはありませんでした。愛子さまがご自身の立場を受け入れられるそのときを待たれたのです。
親としては忍耐が必要だったと思いますが、結果、愛子さまは報道陣の前で自信に満ちた“素”を出せるようになりました。ひとえに雅子さまが愛子さまを信じ続けられたおかげでしょう」(前出・宮内庁関係者)
天皇ご一家はお出ましの場で、時折ユーモアを感じさせる。2019年8月には、那須御用邸でのご静養の道中、陛下がハンカチで汗を拭かれる際に「ハンカチ王子」と冗談めかして発言され、周囲の笑いを誘う一幕があった。今年4月上旬に行かれた御料牧場でも、陛下と雅子さまが頭をぶつけられ、ご一家が思わず笑われるという微笑ましい場面があった。
「ご家庭では、日常的にユーモアを交えたやりとりが交わされているのでしょう。愛子さまも、ご両親に負けず劣らず、笑うのがお好きだと見受けられます。
今回の爆笑のように、今後も愛子さまの素顔が世に出るようになると、国民もますます愛子さまに親近感をもつことができて一石二鳥でしょう」(前出・宮内庁関係者)
来年には大学を卒業され、公務の機会が増えるとみられている愛子さまの活躍が、いまから待ち遠しい。
※女性セブン2023年6月22日号