マッチングアプリを使って集めた男性客に対し、女性らを引き合わせて売春させたとして、売春防止法違反の疑いで森衡平容疑者(27)ら5人が逮捕された。森容疑者は「モーリー」の愛称で、昨年解散した登録者数170万人を誇ったグループYouTuber「禁断ボーイズ」のメンバーだった。
【写真10枚】キメ顔のモーリーこと森容疑者 美女の谷間にゴキブリを入れて話題に 森容疑者らは今年1月までの2年半あまりで約1億7000万円を得ていたという。しかし、容疑者5人はいずれも面識がなく、SNSでの交流だけだった。彼らはどのようにして女性に売春を斡旋していたのか。捜査関係者が語る。
「森容疑者らは売春グループを組織していました。マッチングアプリ上で女性になりすまして男性とやり取りし、会う日時や場所を決め、SNS上で集めた女性を派遣し男性と売春をさせていた。森容疑者は女性になりすまし男性とやり取りする『サクラ』役だったとみられています」 彼らが使っていたマッチングアプリは真剣な交際を目的としたアプリが中心で、いわゆる「パパ活」目的の利用者が集まるアプリばかりではなかったという。森容疑者はどうやって男性から金銭を得ていたのか。「森容疑者のグループがよく使っていた“女性の設定”は、アプリで会った男性からひどい目にあった過去を持つ女性でした。それでも真剣な交際相手が欲しいので、勇気を出して登録した……というストーリーです。男性との距離が近くなると性的関係を匂わすメッセージを送るのですが、このときも森容疑者はお金目当てではなく、真剣交際だという前提を崩さないためにあるメッセージを送っていた。『やり捨てが怖いので、会う時に最初だけホテル代とは別にお金をください』『体だけ1回求められてそれっきりだと寂しい』『2回目以降はお金はいりません』という内容です。男性からもらっていた額も相場よりは低い2万円前後が多かった」(同前) 男性と会うことが決まると、森容疑者らは女性に連絡を入れる。日時や場所、男性の服装は当然のこと、偽名やどういう理由でアプリを始めていたのかなどの“設定”まで細かく指示していた。「男性からお金をもらった女性は、自身の取り分を除いて電子マネーでグループの口座に送金していた」(同前) 都内にある森容疑者の自宅マンションを訪れたが、住人は「見たことない」と口をそろえた。森容疑者は赤髪で目立つ外見をしていたが、「うーん、青髪の男性なら見たことあるけど……」と、近所付き合いはまったくなかったようだ。自宅で日夜サクラとして、メッセージを送り続けていたのだろうか。
森容疑者らは今年1月までの2年半あまりで約1億7000万円を得ていたという。しかし、容疑者5人はいずれも面識がなく、SNSでの交流だけだった。彼らはどのようにして女性に売春を斡旋していたのか。捜査関係者が語る。
「森容疑者らは売春グループを組織していました。マッチングアプリ上で女性になりすまして男性とやり取りし、会う日時や場所を決め、SNS上で集めた女性を派遣し男性と売春をさせていた。森容疑者は女性になりすまし男性とやり取りする『サクラ』役だったとみられています」
彼らが使っていたマッチングアプリは真剣な交際を目的としたアプリが中心で、いわゆる「パパ活」目的の利用者が集まるアプリばかりではなかったという。森容疑者はどうやって男性から金銭を得ていたのか。
「森容疑者のグループがよく使っていた“女性の設定”は、アプリで会った男性からひどい目にあった過去を持つ女性でした。それでも真剣な交際相手が欲しいので、勇気を出して登録した……というストーリーです。男性との距離が近くなると性的関係を匂わすメッセージを送るのですが、このときも森容疑者はお金目当てではなく、真剣交際だという前提を崩さないためにあるメッセージを送っていた。『やり捨てが怖いので、会う時に最初だけホテル代とは別にお金をください』『体だけ1回求められてそれっきりだと寂しい』『2回目以降はお金はいりません』という内容です。男性からもらっていた額も相場よりは低い2万円前後が多かった」(同前)
男性と会うことが決まると、森容疑者らは女性に連絡を入れる。日時や場所、男性の服装は当然のこと、偽名やどういう理由でアプリを始めていたのかなどの“設定”まで細かく指示していた。
「男性からお金をもらった女性は、自身の取り分を除いて電子マネーでグループの口座に送金していた」(同前)
都内にある森容疑者の自宅マンションを訪れたが、住人は「見たことない」と口をそろえた。森容疑者は赤髪で目立つ外見をしていたが、「うーん、青髪の男性なら見たことあるけど……」と、近所付き合いはまったくなかったようだ。自宅で日夜サクラとして、メッセージを送り続けていたのだろうか。