住宅街を走る自転車。その時、暴走した車が突っ込んできて…!防犯カメラが、緊迫の一部始終を捉えていた。
被害にあった店の店長:嘘やろって。車が突っ込むのが意味がわからへん
2月5日午後9時ごろ、大阪市内で1台の車が十字路を右折した次の瞬間。
歩道を走ってきた自転車と、あわや衝突!
コントロールを失った車が突っ込んでいったのは、閉店中の居酒屋だった。
車のすぐそばには、幼い子どもを乗せた自転車が…。間一髪のところで、大事故を免れた。
その後、安全な場所にバックで移動させようとするが、後からバイクが。今度は、追突寸前のヒヤリとする瞬間だった。
運転席から降りてきたのは、60代の女性。起きてしまった事故に動転しているのか、ふらふらとして足元がをおぼつかない。さらに、同乗していた娘の姿も。運転していた母親は、すぐに自分の車に傷がないかフロント部分を確認している。
事故から約10分後、警察官が到着。母と娘が呆然と立ち尽くす中、現場検証を開始。さらにはたくさんの消防隊も駆けつけ、静かな住宅街は一気に騒然とした雰囲気に。
パンクして動かせなかった事故車は、レッカー移動された。
事故が起きたのは、住宅街の急な曲がり角。事故を起こした車は、道路を右折しようとしたところ、ハンドル操作を間違えて店に突っ込んだという。
被害にあった店の店長:向こうから曲がってきたんで、乗り上げてここまで突っ込むという場所ではないのでゾッとしましたね、ホントに。めっちゃ怖かったですね
車が突っ込んだ居酒屋のシャッターは大きくひしゃげ、事故の衝撃を物語っている。
被害にあった店の店長:いま鍵を開いている状態なんですけど、この柱から全部曲がってしまっているので、もうどうしようもないですね
シャッターが破壊されたため、事故から3日経った今も、居酒屋の営業はできていない。修理代は約300万円に上るという。
被害にあった店の店長:気が動転している方だったので、もう責めても仕方ないし、とりあえず怪我もなかったみたいなんで、それが一番ですね
(「イット!」2月8日放送)