北海道・千歳警察署は2月16日、千歳市内に住む女性(60代)が約100万円をだまし取られる還付金詐欺事件が発生したと発表しました。
警察によりますと16日午後4時半ごろ、女性の自宅の電話に、市役所職員を名乗る男から「5年分の保険料の還付金がある。このあと金融機関から連絡が行く」などと電話があり、その約5分後に今度は金融機関の職員を名乗る男から着信。
指定された自宅最寄りのコンビニエンスストアで指示に従ってATMを操作したところ、他人名義の口座に約100万円を振り込んでしまい騙されたということです。
女性はコンビニエンスストアのATMを利用したことがなく自身がおこなった操作の内容がわかっていませんでしたが、帰宅後にスマホで口座の預金残高を確認したところ金額が減っていることに気づいたため警察に通報して事件が発覚しました。
警察は、ATMを操作して還付金が受け取れるという話は詐欺だとしたうで、不審な電話があった場合は警察相談専用電話「#9110」に連絡するよう呼びかけています。