医療新興企業アンジェス(大阪府茨木市)は7日、治験を行ってきた新型コロナウイルスの中国・武漢由来の従来株に対応するワクチンの開発を中止すると発表した。
実用化された他社製のワクチンの有効性を上回ることは困難と判断した。
同社によると、研究開発や生産体制整備のため、厚生労働省などから受けた補助金は約75億円に上るが、適正な支出と認められれば返還する必要はないという。同社は今後、米スタンフォード大とオミクロン株に対応した改良ワクチンの研究を開始し、2年後の治験入りを目指すという。
医療新興企業アンジェス(大阪府茨木市)は7日、治験を行ってきた新型コロナウイルスの中国・武漢由来の従来株に対応するワクチンの開発を中止すると発表した。
実用化された他社製のワクチンの有効性を上回ることは困難と判断した。
同社によると、研究開発や生産体制整備のため、厚生労働省などから受けた補助金は約75億円に上るが、適正な支出と認められれば返還する必要はないという。同社は今後、米スタンフォード大とオミクロン株に対応した改良ワクチンの研究を開始し、2年後の治験入りを目指すという。