寺田稔総務相は26日の閣議後記者会見で、24日以降に通信障害を起こしたKDDI(au)とNTT西日本に対し、原因や再発防止策を速やかに報告するよう求めたことを明らかにした。「重要インフラの通信サービスを提供している責任を十分認識してほしい」とも語った。
KDDIの障害は24日夜に発生し、東日本の16都道県で音声通話が利用しづらくなった。NTT西の障害は25日に起こり、12府県の一部地域でインターネット回線「フレッツ光」がつながりにくくなった。
KDDIは7月上旬に大規模な通信障害を起こしたばかり。寺田氏は「大変重く受けとめており、誠に遺憾だ」と強調した。