国際政治学者の三浦瑠麗氏が12日、ツイッターを更新。埼玉県の県営水上公園で開催する予定だった水着撮影会が相次いで中止になった問題に言及した。
撮影会は10、11日と24、25日に川越市と越谷市の水上公園でグラビアアイドルやモデルが多数参加して行われる予定だった。しかし、市民や共産党県議から「不適切なポーズを取っている」「性の商品化をしている」など抗議があり、県有施設を貸し出すべきではない、として中止などを要望。その後、主催者側が中止を発表したことで賛否が巻き起こっている。
この問題について三浦氏は「水着で写真を撮りまくる人がプールにくるの、元々あんまり好きじゃなかったけど、それは身体的なコンプレックスを意識させられるからだと自分でわかっている」と私見を述べた上で「まして政治家が口を出したりするのってほんとに抑制的であらねばならない、というのを思いました。公序良俗概念とか無限に広がりそうなので」と持論を展開。
その上で「公共空間だからこそ、貸切イベントなら規制にごく慎重であらねばならないですよね。将棋倒しなどの事故を避けたりする安全確保とか、その手のものは別として。人間の欲望って否定しても裡にこもっていくだけなんだから。あと、この手の貞操系批判って政治的な右と左の主張が近づく気がしますね」と、批判の対象になりやすいという見解を示した。