「18歳未満と知ってました」 42歳の僧侶は“パパ活”少女に5万円渡して みだらな行為で逮捕 神奈川県警

17歳の少女に、現金を渡して、みだらな行為をした疑いで、42歳の男が逮捕された。男は「僧侶」で、少女の「パパ活」募集の書き込みに”誘われ”、犯行に及んだという。
児童買春の疑いで逮捕されたのは、東京・羽村市に住む高井和正容疑者(42)。同じ羽村市の「宗禅寺」で、僧侶をしているという。
神奈川県警によると、高井容疑者は、今年5月28日午後3時すぎ~午後5時前にかけて、埼玉県三芳町のホテルの客室内で、17歳の少女に現金を渡した上で、みだらな行為をした疑いがもたれている。逮捕容疑は児童買春だった。
もともと、少女が、SNSを通じて、「パパ活」相手を募集をしていたという。デートや性行為・わいせつ行為などの見返りに金銭を受け取る「パパ活」だ。事件の数日前に、その書き込みを見た高井容疑者は、少女に接触。2人は、数日間、やり取りを重ねただけで、ホテルで会うことになったそうだ。
なんと、少女は、その書き込みに、自分の年齢も、”正直に”記載していたという。当日、”みだらな行為”の対価として、高井容疑者は、現金5万円を渡したそうだ。2人の”関係”は、この1回だけだったという。
ところが、神奈川県警による「サイバーパトロール」の網に、少女のSNSが引っかかったという。ネット上で”犯罪の痕跡”を探し出す「サイバーパトロール」が、事件解決の端緒になることは少なくない。容疑者は都内在住、被害者は埼玉県に住む少女だが、神奈川県警が捜査に乗り出すことになった。
そして、証拠を固めた上で、今月22日、逮捕に至ったという。調べに対して高井容疑者は、「間違いありません」と児童買春の事実関係を認めた上で、「18歳未満であると知っていた」と供述している。少女への接触、金銭の授受等を見ると、かなり手慣れた犯行ではなかろうか。県警は、高井容疑者に余罪がないか追及する方針だ。