女子児童の靴に体液かけた元教諭 不起訴に 千葉地検

千葉地検木更津支部は18日、児童の靴に自身の体液をかけたとして、器物損壊の疑いで逮捕された千葉県市川市の元小学校教諭の男性(28)を不起訴処分とした。
器物損壊罪は起訴に被害者の告訴が必要な親告罪だが、地検は「器物損壊の際に必要な告訴がないため起訴できない」としている。
男性は同県松戸市立小の教諭だった6月3日、勤務先の女子児童の靴に体液を付着させたとして、10月8日に逮捕された。県教育委は16日に男性を懲戒免職処分にしていた。