本人の希望で返納するなど、マイナンバーカードが失効した件数が、6月1カ月間でおよそ2万件あったことがわかった。
関係者によると、マイナンバーカードが失効した件数は、7年前の発行開始から6月末までにおよそ47万件で、このうち、6月1カ月間だけでおよそ2万件あったという。
失効した件数には、本人の希望による「自主返納」のほか、カードの有効期限が切れる前の再発行で返納したケースなども含まれるという。
デジタル庁と総務省は、一連のトラブルを受けた不信感から返納した件数については把握していないとしている。