【速報】1億円超詐取か「GoToトラベル」不正受給事件IT企業社長ら3人再逮捕 架空の京都4つのホテル運営事業者名乗る 警視庁

「GoToトラベル」の給付金をだまし取った疑いで逮捕されたIT企業の社長ら3人が、再逮捕されたことがわかりました。被害総額は1億円を超えるとみられています。
IT企業の社長・岡田塁容疑者(45)と民泊運営代行会社の社長・中山勇人容疑者(41)、職業不詳の長末嶺容疑者(36)の3人は2020年10月からおよそ1年間にわたり、「GoToトラベル」の給付金などあわせておよそ2800万円をだまし取った疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと、3人は京都府にあるとする架空の4つのホテルの運営事業者を名乗り、1600人の客が宿泊したとする手口のほか、430人の客が宿泊を取り消したとする「取消料対応費用」を受け取っていたということです。
3人は同様の手口で4800人の客が宿泊したと装い、およそ7000万円をだまし取った疑いで既に逮捕・起訴されています。
警視庁は3人が名簿業者から個人情報を購入し、京都や大阪、奈良の20以上のホテルの運営事業者になりすまし、およそ1億1000万円をだまし取ったとみて捜査しています。