参政党の神谷宗幣代表(47)が5日、大阪市内での演説後のぶら下がり会見で、同氏が参院選公示日の3日、都内での第一声で「子どもを産めるのも若い女性しかいないわけですよ。よく差別だという人がいますけど、違います。男性や、申し訳ないけど高齢の女性は子どもが産めない」などと発言したことが一部で物議を醸していることについて「なんでそこを切るかなっていうふうには思っています」として“切り取り”だとした。
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神谷氏は「あれだけ切られたら誤解しますからね。なんか高齢出産がダメみたいに思うかもしれないけど、まったくそんなこと思っていません」と説明。「私が言いたかったことは、男性がまず子ども産めないから、女性も歳を加えていったら、どこかで子どもが産めなくなるわけだから。しかも、高齢出産とかになってくるとリスクもある。だからなるべく若い段階で産むのがみんなにとっていいわけですよ。少子化対策にもなるし。だからそういう社会の仕組みを作っていかないといけないっていうだけなので、別にそんな問題ある発言とはまったく思えない」と主張した。
党の公式YouTubeチャンネルで、神谷氏の発言の該当部分が視聴できないという指摘に対しては「暑かったので、カメラが熱でアレしてしまって、その部分だけが映ってなかっただけなので、削除したということはまったくなくて。他のYouTuberとかも全部残っているし、あれだけ撮られてますから、うちのだけ削除しちゃってもまったく意味がない。あれはただの機材トラブル。(削除したという)批判はお門違い」と反論した。
全国を遊説する神谷氏だが、第一声での発言について、有権者から批判や意見をもらうことは「まったくないです」とした。
「子育て支援とか、専業主婦も選べる。そういう社会にしましょうって言っているので。むしろ『だから応援してます』っていう声はあっても『あの発言が許せません』っていうのは、私はひと言ももらっていないので。現場では何かそれに対して、あの発言がひどいって声は一切ない」と強調した。
(よろず~ニュース編集部)