11月15日、大阪府高槻市は、10代の女性がはしかに感染したと発表しました。 この女性は公共交通で高槻市と京都市を行き来していて、不特定多数と接触した恐れがあるということです。 高槻市などによりますと、11月14日に市内の病院を受診した10代の女性の麻しんウイルス=はしかの感染が確認されたということです。 女性は10日に38度台の発熱や咳、鼻水などの症状があり、13日に発疹が現れたため、高槻市の第一東和会病院を受診。医師がはしかの症状を確認したためPCR検査を行ったところ、陽性が確認されました。 女性は病院の診療のほかに、11月9日の午前11時頃から約1時間、阪急京都線の高槻市駅から阪急神戸線の西宮北口駅を利用しているほか、10日の午前7時頃から約30分、阪急神戸線の高槻市駅から京都河原町駅までを利用しています。 国内では東南アジアを中心に、海外から帰国した人の感染例が報告されていて、女性もシンガポールへの渡航歴があったということです。