宮崎・都城市のガソリンスタンドで、60代くらいとみられる男性が運転する白い車が突然加速し洗車機に突進、敷地内の建物に衝突する事故が発生した。軽油の計量器と精算機が全壊し、洗車機が壊れて現在は使用を中止しているという。けが人はおらず、物損事故として警察が捜査を進めている
前方部分が浮いた状態で止まっている白い車。そのそばで、ドライバーとみられる人物が立ち尽くしている。
目撃者は「ひたすら驚きの連続でした」と話す。
宮崎・都城市のガソリンスタンドで、一体何があったのか。
洗車機の列に並ぶドライバーが目撃したのは、精算機に何度もお金を入れようとする白い車のドライバー。
手を引っ込めた直後、突然加速し、洗車機に突進していったのだ。
停止バーを跳ね上げ、激しくぶつかりながら洗車機の中を走り抜けると、そのままのスピードで左にハンドルを切り、敷地内の建物に激突。その後、ようやく止まった。
目撃者は「目が点になる、口が開いてふさがらない状況」と振り返る。
事故があった現場に近づくと、灯油スタンドに乗り上げたままの白い車が…。
その前には精算機とみられる機械が地面に横倒しになっていた。
ガソリンスタンドの関係者によると、軽油の計量器と精算機が全壊したほか、洗車機が壊れ、現在は使用を中止しているという。
白い車のドライバーは、60代ぐらいの男性だったという。
目撃者はドライバーについて「放心状態のような感じだった。(ペダルを)踏み間違ってテンパってという感じに見えた」と話した。
警察によると、けが人はおらず、物損事故として捜査を進めているという。
目撃者:灯油を入れている方がいると、それこそ人を巻き込んだ事故につながっていたかなと思うので、後からぞっとするような感じでした。(「イット!」9月9日放送より)