「ぐんまちゃん公式情報」は7月14日に投稿を更新。ぐんまちゃんの公式X(旧Twitter)が投稿した内容に批判の声が集まり謝罪するも、いまだ収束の兆しは見えません。

【投稿】ぐんまちゃんの“政治的”な行いを謝罪「配慮が足りず、誠に申し訳ございません」同アカウントは「7月13日17時に投稿いたしましたぐんまちゃんXでのポストについて、ご説明を申し上げます」と書き出し、「選挙期間中であるにもかかわらず、一部の方に特定の政党を支持しているかのような誤解を招く表現となってしまいました」と問題となったポストについて説明。「配慮が足りず、誠に申し訳ございません」と謝罪をしています。

さらに、「当該の投稿は、政治的な意図を持って発信したものでは一切ございません。また、スタッフの登場につきましても、演出の一部であり、スタッフ着用のオレンジ色のパーカーは、10年以上前からぐんまちゃんキャラバン隊の制服として使用しており、今回の投稿のために新たに用意したものではありません」と説明。「今後は、より一層の配慮をもって発信に努めてまいります」とのことです。

「じゃあ何で消したの?堂々としときなよ」13日にぐんまちゃんの公式Xは「この県(くに)を愛して何が悪い!!」とつづり、1枚の写真を投稿。ぐんまちゃんを真ん中に、オレンジ色のパーカーを着た2人のスタッフと共に、拳を突き上げている後ろ姿です。オレンジ色のパーカーといえば参政党のシンボルのため、また「県(くに)」という表現が参政党を想像させるため、非難が殺到しました。

謝罪をしても人々からの声はとどまらず、「では、#ぐんまちゃん が『県』を『くに』と読むという設定は、何年以上前から使用しているのか開示をお願いします」「珍しい演出ですね」「このクソ暑い最中に、パーカーを着せるんですね」「これのどこが政治的意図がないんだよ。ふざけるな」「今までスタッフが登場する写真は無かったのに、急にスタッフ2人を写真に入れたのはなぜでしょうか?」「じゃあ何で消したの?堂々としときなよ」「よくこんな見え透いたウソを平気で言えるな」と意見が多く寄せられています。

ぐんまちゃんといえば、“ゆるキャラ”として人気を博している群馬県のマスコットキャラクター。印象が変わってしまった人も多いのではないでしょうか。今後の活動はどうなっていくのか注視したいですね。(文:橋酒 瑛麗瑠)