福島県庁「TOKIO課」突然すぎる解散発表に困惑「何がどうなっているか分からない。現在、情報を…」

株式会社TOKIOが25日、公式サイトを更新。この日をもってTOKIOを解散することを発表した。これを受け、福島県庁内にある「TOKIO課」がスポニチの取材に応じた。
TOKIO課は突然の発表を受け「元々TOKIO課はTOKIOが何かやりたい時に稼働する課。こちらから何かしましょうなどの提案はこれまでもなかった」とコメント。「発表前に連絡はありません」と明かし、「何がどうなっているか分からない。現在、情報を確認している最中です」と突然の解散に困惑している様子だった。
TOKIOはこの日「TOKIO解散に関するお知らせ」とし、「城島茂、松岡昌宏、国分太一をメンバーとするグループ『TOKIO』は、本日をもって解散することにいたしました」と報告。解散発表文の中で「私たちの活動を温かく受け入れていただいた福島県をはじめとした地域の皆様には突然のご報告となってしまいましたことを心よりお詫び申し上げます」と福島の人々への思いをつづった。
TOKIOは2000年から日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!」で新たな村落を作るプロジェクト「DASH村」をスタート。地元の人々と交流しながら農業に取り組む姿が話題になった。
「DASH村」が福島県浪江町にあったことから、2011年の東日本大震災後は、被災地復興に尽力。原発事故の風評被害に悩む福島県の農産物のPRに熱心に取り組んだ。21年には福島県が、福島の復興を応援する「福島を楽しんでもらう」プロジェクトの始動と「TOKIO課」設置を報告した。