暗闇から“ひょっこり男” 急ブレーキで衝突避けるも…「無表情でぽわーっと」危険な飛び出し繰り返す 東京・中野区

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東京・中野区で6月28日、真夜中の道路で、危険な飛び出しを繰り返す男性の姿をドライブレコーダーが捉えた。男性はタクシーを止めようとして飛び出していたという。
東京・中野区で6月28日、真夜中の雨の道路でドライブレコーダーが捉えたのは、暗闇から突然現れた“ひょっこり男”だった。
ドライバーは、とっさにハンドルを切り、急ブレーキをかけたが、あわや大事故になるところだった。後ろのカメラを見ると、飛び出した黒いシャツの男性はひかれそうになったにも関わらず、気にもせず道の向こうを眺めている。
一方、一緒にいた白いシャツの男性は、黒いシャツの男性を引き戻し、ドライバーに向かって手を合わせて謝っている。
さらに1台のタクシーが通過したその時、車を追いかけるように再び“ひょっこり”。2人はどうやら、タクシーを拾おうと危険な飛び出しをしていたようだ。
ひょっこり男は結局、タクシーを止めることができずに戻ったが、車道の真ん中をフラフラと歩いていた。
男性の様子について、ドライバーは「無表情でぽわーっと、笑っているようにも見えた。2人とも酔っぱらっていたのか」と話している。
なかなかタクシーを止められない男性たちは、反対車線でつかまえようと道路を横断。なんと3人目が現れ、センターラインで手を上げた。
真夜中の道路で、暗闇からの飛び出す危険行為に対し、事故を避けるために車側ができることはあるのだろうか。
交通事故鑑定人の中島博史さんは「十分な車間距離空け、速度を落とす。飛び出し等を避けようと思ったら、中央寄りの車線のほうが危険は少ない」と説明する。
ドライバーは、危険な飛び出しをやめさせるため警察に通報。男性たちはその後、反対車線でタクシーを止めた。(「イット!」 7月1日放送より)

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