喫茶店で長時間の勉強、あり?なし? SNS紛糾「空間と時間込みの価格」「席に座れませんでした」

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スターバックスなどの喫茶店で数時間に渡って勉強する行為は「あり」か「なし」か、とする議論がX上で巻き起こっている。
発端となったのは、資格取得のために勉強中だという一般ユーザーがXにつづった、スターバックスでのエピソードだった。
京都のスターバックスでは、退店時に店員から「今日も資格勉強お疲れ様です! また来てね!」などねぎらいの言葉をかけてもらうことが多かったというが、名古屋の店舗では複数回「スタバで勉強するな」と注意を受けたという。ユーザーはこうした対応について、「名古屋どうなってるんだ?」と疑問をつづっていた。
喫茶店で勉強をする行為の是非については、たびたび議論となっているものだ。
投稿を見た人らからも、座席の利用に関してさまざまな意見が寄せられている。
なお、スターバックス公式の「よくあるご質問」では、「店内で勉強しても良いですか?」との質問に「店舗によって異なりますので、詳しくは店舗のバリスタ(従業員)にお問い合わせください」と回答している。
店内での勉強の可否については、店舗ごとの判断となっているようだ。
今回の投稿では、喫茶店での勉強の是非に加え、「京都の店舗では許されていた一方、名古屋の店舗では注意を受けた」という部分に注目が集まっている。
京都の店員が投稿主にかけた言葉について、いわゆる京都の「いけず」ではないか、とする見方があったためだ。
京都では、訪問先で「ぶぶ漬け(お茶漬け)、どうどす?」と勧められた場合、暗にそろそろ帰るように勧めている、とする「ぶぶ漬け伝説」がある。実際にはさほどメジャーに使われる言葉ではなく、京都人らしさを誇張するようなエピソードだという。
今回の騒動をめぐっても、「今日も資格勉強お疲れ様です! また来てね!」との言葉の裏に、「勉強のために長時間場所を取るべきではない。もう来ないでほしい」などとする意図が込められていたのでは……とする声が上がった。
京都出身者の意見も割れているようだ。
「京都出身だけどこれはポジティブに捉えすぎな気がする」「京都弁で『また来たのかよ…スタバで勉強するな』という意味」などと「いけず」説を推す声も多い。
一方で、「その店員さんは心から応援してるかも知れないのに 京都だからって何でも嫌味と思われたら辛い」「いわゆる京しぐさじゃなくて、京都って学生さん多いから本当に応援してたのかも」など、純粋な応援だったのではとする見方もある。

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