人気アニメ“ガルパン”カフェで食い逃げ 意外なかたちで“犯人”から接触も…店主「ファンに謝って」

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9月、茨城県大洗町にある人気アニメ「ガールズ&パンツァー」のコラボカフェで、いわゆる “食い逃げ”事件が発生。
その後、食い逃げ犯を名乗る人物から、意外なかたちで接触がありました。
事件が発生したのは、9月11日。
店内の防犯カメラには、赤ちゃんを抱いた男女が入ってくる様子が映っていました。2人がテーブルに着くと、すぐに赤ちゃんが泣き始めてしまいます。
赤ちゃんをあやすためにテーブルを離れ、トイレに向かう女。残された男は料理を注文します。
運ばれてきたのは、アニメの世界観をモチーフにしたハンバーガーとローズヒップティー、あわせて1760円です。
女を待つこと25分。男はローズヒップティーを口にして席を立つと、トイレの方へ。入れ替わるように、女がトイレから出てきます。
戻った女は、頼んだ料理をスマホで撮影してから食事を済ませると、会計をすることなくレジの前を通りすぎ、男と合流。そのまま店を後にしました。
あまりにも大胆すぎる犯行に、オーナーは怒りを口にします。
ガルパン喫茶パンツァーフォー・和田淳也オーナー:お子さん連れでそういうことをするっていうのは、どういう神経なのかなとは疑っちゃいます
店は、警察に被害届を提出。
そして犯行から数日後、食い逃げ犯を名乗る人物から、店に「料金を払いたいから口座番号を教えて」と電話で連絡が。その時は、「警察に被害届を出しているのでそちらで対応を」と伝えたといいます。
すると10月に入り、店に、食い逃げ犯を名乗る人物から封筒が届きました。
ガルパン喫茶パンツァーフォー・和田淳也オーナー:現金書留封筒の中に謝罪文が入って、それが送られてきました。中に代金が入っていましたね。飲食代金が、1760円
封筒の中身は謝罪の手紙と、食い逃げした食事の代金。
ガルパン喫茶パンツァーフォー・和田淳也オーナー:これでチャラになるのかなって、そういう話じゃないのかなとは思っています。正直、情けないですよ。呆れです、呆れてものが言えない。もう“ガルパン”ファン全体が、この騒ぎでこういうことする連中だと思われる。それがもう非常に情けない。ガルパンファンのみなさんに謝ってほしい
若狭勝弁護士は、代金が送られてきたとしても“犯罪が帳消し”になるわけではないといいます。
若狭勝 弁護士:基本的には食い逃げは「詐欺罪」という犯罪が成立します。弁償したからと言って、詐欺罪がその後なくなるというわけではないので、詐欺罪としてはそのまま残ると。ただ弁償すると、起訴されず「起訴猶予」という形で終わる可能性が高いと思います
(めざまし8 「News Tag」より10月26日放送より)

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