殺害された警察官の元同僚が涙「ぜひ厳罰に処して」 渋谷暴動事件

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1971年に起きた「渋谷暴動事件」の裁判で、殺害された警察官の元同僚らが証言し、「厳罰に処して欲しい」と訴えました。
中核派の大坂正明被告(73)は1971年の「渋谷暴動事件」で、メンバーらと共謀の上、新潟県警の中村恒雄巡査(当時21)を鉄パイプで殴り、火炎瓶を投げつけ殺害した罪などに問われています。
きょう東京地裁で開かれた裁判には中村巡査の元同僚の男性が証人として出廷し、「中村巡査は無念で悔しかったと思う。厳罰に処して欲しい」と涙ながらに訴えました。
一方、元同僚は事件について「51年が経ち、デモ隊の服装などは記憶にない」と述べました。
中村巡査の当時の上司が証言中には、傍聴人が「うそつけ、この野郎」と発言し、裁判長から退廷を命じられる場面もありました。

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