札幌市立中の生徒270人分の個人情報、SNSに流出…教諭が資料を体育館に置き忘れ

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札幌市立中学校で、生徒約270人分の個人情報を記載した資料を、教諭が体育館に置き忘れる事案があり、その資料を撮影したとみられる画像が5日から、SNS上に流出していることが分かった。
市教育委員会は北海道警に相談し、SNS事業者に投稿の削除要請を行った。
SNSへの投稿は5日午後。資料の一部をスマートフォンで撮影したとみられる画像で、生徒の氏名は写っていないが、保護者や本人の性格、友人関係、疾病などの記載が読めるようになっていた。市教委は画像の真偽について「生徒や保護者に不安を与える可能性があり、答えられない」としている。
市教委は先月、教諭が4月中旬に約1週間にわたって資料を体育館に放置し、生徒十数人の目に触れる不適切事案があったと発表。外部への流出は確認されていないと説明していた。

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