万博“子ども無料招待”中止訴え波紋 ガス爆発事故の対応不満 大阪教職員組合が会見

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大阪・関西万博に子どもを無料で招待するという事業に対し、教師たちから中止を訴える声が上がっています。
4日、万博に関するポスターやポップを市内の公共施設から撤去することを明らかにしたのは、大阪府交野市の山本景市長です。大阪府は、府内に住む4歳から高校生までの子どもたちを万博に無料で招待する事業を進めています。
府が学校に対して行った調査では、全体の7割を超えるおよそ1390校が「希望する」と回答し、「未定・検討中」としたのは2割だったということですが、この調査のやり方に山本市長が抗議したのです。
さらに5日、この無料招待事業に異を唱え、中止を求めたのが大阪教職員組合です。
中止を求める理由の一つに挙がったのは、今年3月、会場予定地内で起きたガス爆発事故です。施設内のおよそ100平方メートルが損傷しました。
組合は知事と教育長に情報提供の申し入れを行い、先月、教育庁から文書で回答を受けましたが…。
さらに会場へのアクセス方法や、昼食を食べる場所の有無などあいまいな点が多く、学校現場の不安が解消されていないといいます。
こうしたなか、5日に愛知県などを訪問した大阪府の吉村洋文知事はこう話しました。
(「グッド!モーニング」2024年6月6日放送分より)

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