定年後の生活は、年金と貯金の2つの柱が頼りになります。どちらも潤沢であれば、不安はないですが、納得がいくほど貯金ができていない人もいます。また、年金の収入も、現役時代と比べれば、6~7割になってしまいます。先々を考え「老後のための貯金をしたいけど、いくら貯金すればいいの?」など、疑問に思うこともあるでしょう。実際、どのくらい貯金が必要かどうかは、状況により、人それぞれです。
今回は、内閣府の「令和元年度 高齢者の経済生活に関する調査結果」をもとに、60代の貯金について考えます。
60歳以上の人の貯蓄はどのくらいある?「令和元年度 高齢者の経済生活に関する調査結果」は、全国の60歳以上の男女あわせて3000人に対して行われました。
まずは、どのくらい貯蓄があるのか確認してみましょう。
貯蓄総額(配偶者と同居している場合は、夫婦の貯蓄額の合計)は、「100万~500万円未満」が18.8%で最も多く、次いで「2000万円以上」が15.6%と続きます。