【独自】農業被害対策を“妨害” 繰り返し害獣の「ワナ」をふさぐ男 悪質なイタズラか 福岡・須恵町

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福岡・須恵町で4月21日、猟友会が設置した獣害対策のワナをふさぐ男が映像に映っていた。3月20日にも、男は同じ山でワナの入り口をふさぐなど同様の行為を繰り返しており、猟師はこのような妨害行為に困惑し、周辺住民にも影響を与えている。
福岡・須恵町の山林で4月21日、防犯カメラに映っていたのは、猟友会が設置した獣害対策の「ワナ」の入り口がふさがれてしまう瞬間だ。
ワナを設置した猟師は「ショックでした。獣害に困っている方のために設置しているんですけど…」と話している。
本来ならば、動物が入って初めて閉まる「ワナ」は、一度閉まると、捕まえることができない。
男はなぜ、このような行動をとったのだろうか。
ワナを設置した猟師は「何ですかね、イタズラ心なのか、鳥獣対策に理解がない方なのか」と話す。
実はこのような行為は、今回が初めてではないという。
3月20日、同じ山に設置された別のカメラ映像にも、男が「ワナ」に近づき、ひもを引っ張って入り口を閉じてしまう様子が映っていた。
相次ぐこうした行為は、猟師だけでなく、周辺の住民にも影響を与えている。
ワナを設置した猟師は、「(害獣が増えることで)獣害は待ったなしの状態。妨害行為は慎んでいただきたいというのが猟師の思いです」と話している。(「イット!」 5月7日放送より)

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