《那須夫婦焼損遺体》「逮捕時は女性3人に囲まれて…」韓流イケメン実行犯・姜光紀20歳が捨てた「野球」と愛した「金、女、酒」

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〈《那須焼損遺体夫婦》「青春ラブコメの主役」大河子役から遺体焼きの実行犯に転落「首に翼のタトゥー」若山耀人20歳が転落人生の末に洩らした「なんもしてない」〉から続く
4月30日午後、神奈川県大和市。
【画像】“韓流イケメン実行犯”姜容疑者の実際の写真を見る
あるホテルから、4人組の若い男女が出てきた。スラリと高い背丈で端正な顔立ちの若い男は、女性3人を取り巻きにして緩み切った空気を醸し出していた。
そこへ、待ち構えた捜査員が一気に駆けつけた。栃木県那須町で夫婦の焼けた遺体が見つかった事件で、姜光紀(カン・グァンギ)容疑者(20)が身柄を確保された瞬間である。
遺体が発見された那須町の山林 文藝春秋
「逮捕容疑は、東京・上野で飲食店など十数店舗を経営する宝島龍太郎さん(55)と妻の幸子さん(56)の遺体を焼いたとする死体損壊容疑。元俳優の若山耀人容疑者(20)と2人で遺体を東京から那須まで運搬して火をつけた実行犯とみられる。事件ではこれまでに4人が逮捕されているが、姜と若山は飲み友達で、『かん』『きらと』と呼び合う仲だった」(全国紙社会部記者)

姜は韓国籍で、特別永住者だった。出身は大和市。
「あだ名は『カンカン』。小学3年か4年のころ、強豪校に選手を送り込んできた地元の少年野球チームに入団しました。カンカンは同級生の中でも他より5、6センチぐらい背が高くて肩も強かった。投手をやったり、クリーンナップを打ったりと活躍していました。冷静でリーダーシップもあり、道で会えばちゃんと目を見て元気よく挨拶してくれるような良い子でしたよ」(知人)
幼い頃の姜を知る人物らは、一様に「いい子だった」と口を揃える。
「学校で同級生の男の子が休み時間中に怪我をして、救急車が来る事態になったことがあったんです。すると姜君は、友達を乗せて病院へ向かう救急車に向かって、校舎の窓から精いっぱいその子の名前を呼び続けて心配していたのを覚えています。元気で優しい子だったんですよ」(小学校の同級生)
進学した先は野球の強豪として有名な神奈川県内の私立の中高一貫校だった。
「中学までは軟式野球部に所属していたと思いますが、高校で野球は続けなかった。姜君の小学校からはそのまま公立中学に進む人が多いため、地元の友達とはやや疎遠になったと聞きます」(同前)

あいつはカンカンじゃなくなった――姜が高校生になった頃、地元ではこんな噂が立つようになった。高校時代の同級生の証言。
「学力は低めのクラスでしたが、授業にはそれなりに積極的に参加していましたよ。人前でプレゼンテーションをするのがうまくて、総合学習の授業ではクラスの代表の1人として学習成果をまとめて登壇したこともある。ただ、少しヤンチャな雰囲気はあった。と言ってもモラルや法に触れるわけではなく、騒ぐのが好きないわゆる『陽キャ』の範疇ではあったとは思いますが……」
19歳のころには、地元の繁華街で20歳と偽ってガールズバーに出入りするようになった。
「サラサラ黒髪のイケメンだったから覚えています。トークはそれほど達者ではなかったですが、テキーラを楽しそうに飲んでいた。やたらと羽振りがよくて、同年代の友達と2人で遊びに来た時も2人分のお会計5万円ぐらいを彼がポンと全部支払っていました」(女性店員)
昨年4月ごろには、東京・歌舞伎町でホストとして働き始めたという。
「その前後ぐらいからかな。『めっちゃ寝不足』とか『クラブで遊び過ぎてヤバイ』とか『今月は使い過ぎて金がない』とか、よく言ってました。遊びに誘ってもよく断られた。ある時電話したら、背後で騒音がしていたので多分クラブにいたんだと思います。結局、去年の年末ぐらいには『ホストはつまらなすぎて辞めた』って言ってました。その後どんな仕事をしていたかは分かりません」(地元の友人)

今年の3月には、姜は渋谷の街頭で、若山と一緒にある動画配信者のインタビューに答えている。夜の喧騒の中で「世界を見渡してる」とおちゃらけてみせた後、好きな言葉を尋ねられて「金と女と酒」と言い放った。
「事件の後、姜は若山と2人で大阪に滞在し、事件の報酬として得た金を使って遊興していたとみられる。その後2人は別れ、若山は千葉県の知人宅へ。そして姜は地元である神奈川県大和市に滞在した」(捜査関係者)
そして身柄を確保されたのが冒頭の光景だ。同市内には今も実家があるが、姜は親元ではなく、わざわざホテルに泊まって3人の女性と過ごすことを選んだ。大好きな「金と女と酒」にまみれて、娑婆に別れを告げたのである。
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「週刊文春」では、今回の事件について情報を募集しています。文春リークスまで情報をお寄せください。
文春リークス:https://bunshun.jp/list/leaks
(「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル)

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