福岡県大牟田市にある国立病院機構、大牟田病院で5人の男性職員が入院患者11人に、性的虐待が疑われる行為を繰り返していたことが分かりました。大牟田病院によりますと、去年12月、1人の入院患者が「男性介護士から下半身を触られた」と訴えました。病院が患者と職員に聞き取り調査したところ、男性の看護師と介護士、あわせて5人が入院患者の男女11人に対し、虐待が疑われる行為を繰り返していたということです。
被害にあった11人はいずれも障害があり、国指定の難病、筋ジストロフィーで体が動かしにくい患者もいたということです。病院は障害者虐待防止法に基づいて自治体に通報し、自治体は11人のうち女性4人と男性2人について、就寝中に下半身をもんだり、胸付近を触ったなどの虐待があったと認定しました。大牟田病院は「職員の倫理観が欠如していた」として、第三者委員会を立ち上げ原因究明と対策を講じるとしています。
福岡県大牟田市にある国立病院機構、大牟田病院で5人の男性職員が入院患者11人に、性的虐待が疑われる行為を繰り返していたことが分かりました。
大牟田病院によりますと、去年12月、1人の入院患者が「男性介護士から下半身を触られた」と訴えました。
病院が患者と職員に聞き取り調査したところ、男性の看護師と介護士、あわせて5人が入院患者の男女11人に対し、虐待が疑われる行為を繰り返していたということです。
被害にあった11人はいずれも障害があり、国指定の難病、筋ジストロフィーで体が動かしにくい患者もいたということです。
病院は障害者虐待防止法に基づいて自治体に通報し、自治体は11人のうち女性4人と男性2人について、就寝中に下半身をもんだり、胸付近を触ったなどの虐待があったと認定しました。