1日午後2時55分頃、東京都武蔵野市関前で、「近所の男の子が血だらけで、『刺された』と言っている。自宅から逃げてきたようだ」と近隣住民の女性から119番があった。
警察官が駆けつけたところ、手にけがを負った男児(8)のほか、自宅で血を流して倒れている妹(3)を発見。2人は病院に搬送されたが、妹は間もなく死亡が確認された。男児は命に別条はない。
警視庁武蔵野署は、自宅にいた母親(45)が「息子と娘を刺した」と話したため、娘に対する殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。母親の首や腕などにも切り傷があり、2人を襲った後に自殺を図ったとみて詳しい経緯を調べている。
同署幹部によると、母親は50歳代の夫と、小学2年の長男、幼稚園に通う長女の4人暮らし。夫は当時、仕事で外出中だった。室内から凶器とみられる血の付いた刃物2本が見つかった。
母親は同日夜、病院での治療のため、釈放された。同署は回復を待って殺人容疑などで事情を聞く方針。
現場はJR武蔵境駅から北に約1・5キロの住宅街。