夫婦の遺体を損壊したとして逮捕された男が、遺体の処理を依頼されたというある人物から「大金をもらった」と供述していることが新たに分かりました。
捜査関係者によりますと、平山綾拳容疑者（25）は、これまでに「名前は言えないがある人物から遺体を処理する依頼を受けた」などと供述していましたが、その後の捜査関係者への取材で、この人物から「大金をもらった」と話していることが新たに分かりました。
具体的な金額などは明らかになっていませんが、警視庁などは平山容疑者が報酬目当てだった可能性もあるとみて調べています。
一方で、平山容疑者の自宅や押収されたセダン車、銀行口座などからは現時点で報酬とみられる現金は確認されていないということで、警視庁などは一連の平山容疑者の供述について慎重に調べています。