ハトへの「迷惑エサやり」に大阪市が中止の『命令』 従わない場合は刑事告発…罰金は最大50万円の可能性

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長年続くハトへの「エサやり問題」。大阪市はついに中止命令を出しました。 (記者リポート 2019年)「今、女性がフェンス越しにパンを大量に投げ込んでいます。カラスが大量にやってきました。すごい量を投げ込んでいますね」 大阪市住吉区の住宅地では、10年以上前から一部の住民がハトやカラスに大量のエサを与え、フンの臭いや鳴き声などが問題となっていました。 大阪市は改正された動物愛護法に基づき「指導」などを行ってきましたが、罰則はなく、2024年に入ってもエサを与える行為は続いていました。

(近くで働く人)「罰金なり法令をつくっていただけたらありがたいですね」 迷惑なエサやり問題は市議会でも問題視されていて、2024年3月に大阪市は次の一手を打つことを明らかにしていました。 (大阪市 新谷憲一健康局長 3月7日)「すみやかに命令を行った後、さらに給餌をやめなければ、告発・罰金の段階にうつっていく。これは断固としてやっていきたいと考えております」 その言葉通り、大阪は4月17日、エサを与える行為を中止するよう「命令」を出したということです。命令に従わずエサを与え続ければ刑事告発する方針で、最大50万円の罰金が科せられる可能性があるということです。 長年続くエサやり問題に終止符が打たれるのか注目されます。

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