【異変】「ウサギの島」でウサギが激減…コロナ影響

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なんとも愛らしいウサギたち。ここは、「ウサギの島」として有名な広島県の無人島・大久野島です。
4年前には、1周4キロほどの島に、900匹以上のウサギが生息していました。ところが、今、その半分以下の400匹にまで減っているというのです。
一体、何があったのでしょうか?
環境省・広島事務所担当者:「コロナで観光客が減ったことによって、餌(えさ)が少なくなった。生まれる子どもの量が少なくなった。栄養状態があまり良くないと、ウサギは子どもをあまり生まない」
1960年代に、人の手によって持ち込まれ繁殖したというウサギ。2008年ごろから、観光客の増加に伴って、爆発的に増え始めたといいます。
環境省・広島事務所担当者:「元々が、300匹くらいだった。減ったというよりも、以前の数に戻っている。ウサギを目当てに来るお客さんもたくさんいらっしゃるので。(ウサギが増えたことには)プラスの面もあるが、問題になっていたのは、餌をあげすぎて、ウサギが食べきれないので余る。そういったものが、大量のゴミに」
ただ、もちろん観光自体は大歓迎です。
環境省・広島事務所担当者:「ウサギに餌をあげる時は、食べつくす範囲であげて下さい。(ウサギに)触ったらダメですよ。節度のある範囲での楽しみ方をして頂ければなと」

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