飲酒運転・拳銃をトイレに置き忘れ、静岡県警が2人処分…詐欺や下着泥棒など含め今年7件

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静岡県警は24日、飲酒運転をした静岡中央署の巡査を免職、拳銃をトイレに置き忘れた機動捜査隊の警部を減給100分の10(1か月)の懲戒処分とした。
口座開設詐欺や下着泥棒など、今年の懲戒処分は計7件、そのうち免職は計3件となった。
県警監察課によると、24日付で免職となったのは道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕された静岡中央署地域課の男性巡査(24)。巡査は6月8日午後9時半頃、静岡市内の自宅近くで酒気を帯びた状態で乗用車を運転し、自損事故を起こした。
調べに対し「体にアルコールが残っているのはわかっていたが見つからないと思った」などと説明。事故後には、通報前にスポーツドリンクなどを飲むなどの証拠隠滅とみられる行為もしていたという。
減給となった機動捜査隊の40歳代の男性警部は、6月22日、掛川市内で捜査活動中、新東名高速道路下り掛川パーキングエリアのトイレに実弾入りの拳銃1丁を置き忘れた。拳銃が使用された形跡はなかった。
佐藤弘道警務部長は「再発防止を徹底し県民の皆様からの信頼回復に努めます」とコメントした。

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