「愛してる気持ちをもう直接は伝えられないから…」池袋暴走事故から5年 妻と娘を亡くした松永拓也さんが現場へ「交通事故を減らす活動のエネルギーに」

東京・池袋で車が暴走し、11人が死傷した事故からきょうで5年です。妻と娘を亡くした松永拓也さんが先ほど、現場を訪れました。
この事故は5年前のきょう、池袋で車が暴走し、松永真菜さん（当時31）と長女の莉子ちゃん（当時3）がはねられて死亡したほか、9人が重軽傷を負ったものです。
先ほど、事故発生と同じ時刻に遺族の松永拓也さん（37）らが両手を合わせました。
松永拓也さん「愛してる気持ちをもう直接は伝えられないから、交通事故を少しでも減らしていくための活動のエネルギーにしたいと思っています」
松永さんは、こう述べたうえで「誰もが事故の加害者と被害者にならないように、社会全体で考えて欲しい」と訴えました。