手荒れは感染症のリスク増?医師が伝える保湿の重要性とタイプ別「加湿器」の選び方【Nスタ解説】

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寒くなってくると気になるのが、乾燥。その対策の最前線を取材しました。
【写真を見る】スマホの操作も可能!手袋タイプの保湿シート
井上貴博キャスター:夏が暑く、台風の上陸が少ない年は紅葉が綺麗だと言われています。今年はまさにその条件が合致したシーズンになりそうです。紅葉の色づきが加速するには、最低気温の目安が8度以下になることが必要ですが、東京はすでに最低気温が8℃前後まで下がってきています。

一方、福岡は8度を上回る日が続いていますが、来週頃から8~9℃になっていくとみられています。
ウェザーニュースの予報によると、「明治神宮外苑のいちょう並木」は11日時点で全体の4割ほど色づきが進んでいて、見ごろは23日頃からということです。
北海道札幌市にある紅葉の名所「サッポロファクトリーレンガ館」の蔦紅葉はすでに紅葉の見頃を迎えています。天候にもよりますが、今週いっぱい楽しめそうだということです。
井上キャスター:本格的な紅葉シーズンとともに乾燥の季節もやってきました。乾燥対策はしていますか?
令和ロマン松井ケムリさん:仕事柄、喉を大切にしているので加湿器を使用しています。暖房をつけるとさらに乾燥するので、そのときは暖房と加湿器をガンガンに使って、暑くてムシムシして、まるで熱帯雨林のようになってしまいます。
井上キャスター:テックマークジャパン総合家電エンジニアの本多宏行さんによると、「加湿器には4つのタイプがある。用途に応じて選択を」と言います。
本多さんに4つのタイプのメリットとデメリットを聞きました。
【加湿器のタイプ】<超音波式>・水を超音波振動で細かいミスト状に・電気代が安くコンパクト・こまめな手入れが必要・加湿範囲が狭い・デスク・書斎などに<気化式>・加湿フィルターに風を当てて放出・電気代が安い・加湿力は弱い・音が大きい・吹き出し口が熱くならないので、子ども部屋などに
<スチーム式>・加熱した蒸気を放出・短時間で湿度UP・熱い蒸気に要注意・寝室などに<ハイブリッド式>・加湿フィルターに温風を当て放出・パワフル、ミスト量が多い・電気代が高い・リビングなどに部屋の大きさや用途によって、使い分けるといいということです。
令和ロマン松井ケムリさん:私も空気清浄機に付いてるタイプなど、部屋によって使い分けています。スチームは便利ですが水道水を入れると、使用後に水垢がつくのでメンテナンスが必要ですね。
井上キャスター:さらに保湿も大事です。
野村皮膚科医院の野村有子院長は、「手洗い・消毒・加湿だけでなくハンドケアも感染対策には重要」と言います。
“手荒れ”は細かい傷が生じている状態です。その傷に細菌やウイルスが付着すると、感染のおそれがあるので洗い流し、そのあとに保湿をしっかりするといいということです。
今年はミニサイズ&チャーム式のハンドクリームがトレンドのようです。1年で使い終わらない場合もあるので、小さいサイズが人気なのだということです。
ハンドクリームを塗ったあと、しばらくベタベタした状態になってしまいますが、それを解決できるハンドクリームがあります。「セラミュハンドジェリー(660円)」は、塗った後にすぐにスマホを触れたり、細かい作業ができるということです。
==========<プロフィール>令和ロマン 松井ケムリさんお笑い芸人1993年生まれ慶應義塾大学法学部卒業M-1グランプリ2023・2024史上初の連覇達成

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