【連続放火か】全身黒い服の“不審人物”が立ち去った30秒後…ゴミ集積場に炎が燃え広がる 目撃者らが消火活動 防犯カメラに一部始終

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

不審な人物が立ち去った後に、燃え上がった炎。防犯カメラが放火の一部始終を捉えていた。
3月12日午前9時半ごろ、東京・墨田区の路上に現れた全身黒い服に黒リュックの人物。ゴミ集積場に目をやると、周りを警戒しながらゴミを物色し始める。一旦離れた後、すぐに別のゴミの前でしゃがみ込んだ。
ゴミをあさっているのか、なにやら不審な動きをしているのがわかる。その後にゴミ集積所から立ち去ったが、約30秒が経った次の瞬間…。あさっていたゴミから白い煙が立ち上り、ゴミが燃え始めた。
落ちた燃えくず下のゴミにも火が移り、炎が燃え広がっていく。
カメラが捉えた放火の瞬間。現場は東京・墨田区の道路沿いに面したゴミ置き場だ。目撃者は当時の状況についてこう説明する。
目撃した男性:通りがかりの方が、うちのお店の従業員の人に「ごみが燃えています」と教えてくれた。(火の大きさは)1mいくか、いかないかくらいですかね。店に消火器があったので、すぐ消さないとっていうことで消しました。
防犯カメラには、現場での消火活動の様子も残されていた。火事に気づいた男性が赤いバケツで水をかけるが、火は消えない。そこに消火器を手にした男性が現れ、消火剤を噴射。
出火から3分後に火は弱まり、その後、駆けつけたポンプ車などによって約30分後に消し止められた。
現場付近では、他にも火事があったという。防犯カメラの提供者:ここから北の方に5分くらい(離れた)同じ曳舟川通り沿いのところでも、火事があるっていう情報があったので。
この火事の約10分前、約500m離れた路上でも同様の火事が発生。同じ人物による“連続放火”なのだろうか。警視庁は、同一犯による放火の可能性もあるとみて捜査している。(「イット!」3月12日放送より)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。