“53年の歴史”に幕 明治「チェルシー」3月いっぱいで販売終了へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

明治のキャンディー「チェルシー」が、バタースカッチやヨーグルトスカッチなど販売中のすべての商品を3月いっぱいで販売終了することになった。
【映像】明治「チェルシー」“発売当初のパッケージ”
イギリスのスコットランド地方に伝わる飴を煮詰める「スカッチキャンディー」から着想を得て1971年に発売。たちまち人気商品となった。
「出た当時、バター味っていうのはあまりなかった。外国っぽい、日本にはなかった味だなっていうのはあった」(60代女性)
チェルシーはどんな場面で食べられていたのだろうか。
「小学校の遠足とか社会人になって旅行に行くとき。ちょっとオシャレで中の包みもかわいいし、持ち歩いて皆で一緒に食べたりした。懐かしい、なくなると寂しい」
販売終了の理由について、明治は「市場環境や顧客ニーズの変化に伴う販売規模の低迷により収益性が悪化し、販売を終了せざるを得ない状況にあるためです」と伝えている。
販売終了が報道されると、Xでは「チェルシー」が長時間に渡ってトレンド1位に。すでに売り切れになっている店も相次いでいる。
多くの人が一度は食べたことがあるであろう「チェルシー」。惜しまれながら53年間の歴史の幕を閉じる。(『ABEMAヒルズ』より)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。