逃走車が学習塾に突っ込む不法在留容疑でベトナム国籍の男1人逮捕

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25日夕方、石川県小松市で警察の追跡を受けていたベトナム人の男らが乗った車が学習塾に突っ込みました。男1人は不法滞在の疑いで逮捕されましたが、残る数人がその場から逃走し、警察が行方を追っています。
25日午後5時20分ごろ、小松市西町の学習塾「公文式龍助町教室」に、警察の追跡を受けていた乗用車が突っ込みました。近くの防犯カメラ映像には、白い乗用車が猛スピードで交差点に差しかかり、曲がり切れずに建物の1階部分に突っ込む様子が捉えられていました。車から降りた男数人が逃走しましたが、1人が追跡していた警察官に身柄を確保されました。当時、学習塾に子どもはおらず、けが人はいませんでした。
不法残留の疑いで逮捕されたのは、ベトナム人の住所不定、自称・無職のグエン・ヴアン・クオン容疑者(25)で、調べに対し「日本で金を稼ぎたかった」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、小松市内の路上で県外ナンバーの不審な車を発見し、警察官が職務質問をしようとしたところ、グエン容疑者らが車で逃走を図ったため、追跡していたということです。
現場は小松駅から北西におよそ500メートルの中心部にある商店街で、小松警察署は追跡方法について「特に問題はなかった」とし、残る男らの行方を捜査しています。

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