元フリーアナ高橋茉莉氏が東京15区補選の出馬断念 ラウンジ勤務などで国民民主党とトラブルか

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国民民主党が柿沢未途氏の辞職に伴う衆院東京15区補欠選挙(4月28日投開票)で公認した新人の元フリーアナウンサー、外資系ITコンサルティング会社に勤務経験のある高橋茉莉氏が25日、自身の「X」を更新。同補選への立候補断念を表明した。
高橋氏は東京都出身。立教女学院小学校から大学まで進学する予定が、父親が経営する会社が倒産して退学。生活保護を受給していた時期もあったが、調布市立調布中学、都立西高校を出た後、奨学金で慶応義塾大学を卒業した。
大学在学中は、ミス慶応・ミス日本出場したのをきっかけにフリーアナウンサーとして活動。卒業後、外資系ITコンサルティング会社、アクセンチュアで3年間勤務していた。

今月8日には同党の玉木雄一郎代表と国会内で会見を開き、同補選の立候補を正式に表明。「お金に困らない安心して暮らせる社会を実現したい」と立候補への意気込みを述べていた。
同党が12日に都内で開いた党大会にも出席。一体、何があったのか。
高橋氏は「ご報告」と題して「私、高橋茉莉は衆議院東京15区補選におきまして国民民主党から、『立候補を断念しろ』と言われ、涙を飲んで引き下がることにしました。理由は、ラウンジで働いていた過去があるからです。生活保護を経験し、頑張って奨学金で慶応を卒業しましたが、多額の返済が残りました。多額の返済が長期に残らないよう、1日でも早く返したいという気持ちが強く、一時期ラウンジで働きました。それが悪いこととして立候補できないのであれば、『底辺で頑張る女子は一生チャレンジすら許されない』のでしょうか。確定申告を毎年しており、年金など税金は問題ありません」と投稿した。
さらに「私は本日を持って国民民主党を離れます。『お金に困らない、安心して暮らせる社会を実現したい。』 私の志を理解して頂ける政党の方たちと出会い、これからも頑張って行きたいと思います。皆様、今後とも何卒宜しくお願いします」としている。
玉木氏は同日、更新した「X」で「国民民主党はラウンジ勤めのみを理由に立候補の断念を求めるようなことは決してありません。事実関係を整理の上、週明けに正式に説明いたします」とした。

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