夫婦別姓認めないのは憲法違反として集団提訴へ「子どもに不利益ないか不安…」最高裁は過去「違反せず」と判断

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夫婦別姓を認めないのは「憲法に違反する」と主張し、事実婚生活などを送る男女12人が3月、集団提訴することがわかった。
夫婦別姓訴訟を起こす・上田めぐみさん「別姓も同姓も、選べた方がいいんじゃないですかと」
上田めぐみさん(46)ら男女12人は、夫婦別姓が認められていないのは「憲法に違反する」などと主張し、別姓のまま婚姻できることの確認を求め、3月8日、東京地裁などに提訴する。
上田さんは2013年に結婚式をあげ、事実婚を選んだが、今は4歳の子どもについて、不安を抱えているという。
夫婦別姓訴訟を起こす・上田めぐみさん「事実婚の場合は、父親か母親のどちらかしか親権を持てないので、今後、子どもが大きくなる過程で、不利益がないか常に心配しています」
夫婦別姓を認めていない規定をめぐっては、最高裁大法廷が、2015年と2021年に「憲法に違反しない」としていて、今回どのような判断が示されるのか注目される。

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