「無愛想で返事さえしない」…浅草4歳次女殺害事件「本誌が撮っていた資産家夫婦」鬼畜の素顔写真

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自らの両親の手によって、4歳の少女は中毒死を遂げた。
昨年3月、次女の細谷美輝(よしき)ちゃん(当時4歳)に薬品や化学品を大量に摂取させて殺害したとして、2月14日、東京・台東区に住む細谷健一容疑者(43)と妻の志保容疑者(37)が殺人の容疑で警視庁に逮捕された。
「健一容疑者は昨年3月、『娘が息をしていない』と自ら通報しています。美輝ちゃんは搬送先の病院で死亡が確認されましたが、その後の司法解剖で体内から致死量の抗精神病薬や自動車用の不凍液の成分などが検出されました。
これを受けて、警察は事件性があると判断。昨年8月に容疑者夫妻の自宅を家宅捜索するとともに、任意で事情を聴いていました。’18年には健一容疑者の姉も不審死しており、警察は死因と二人との関連についても捜査中です」(全国紙社会部記者)
犯行の動機に注目が集まるなか、逮捕からおよそ1ヵ月前、二人の外出姿を本誌は目撃していた――。
10階建てのマンションから姿を現した大柄な男女。自転車を二人乗りしながら神社に駐車していた車のもとへ向かう。逮捕前の健一容疑者と志保容疑者だ。二人は高級車の『アルファード』に乗り込むと、首都高に乗って横浜方面へと消えていった。
次女を殺害したと思われる後も、仲良さげに外出していた二人。鬼畜の所業ともいえる犯行に手を染めた夫婦は、どんな人物だったのか。
「細谷さん夫婦はマンション最上階のペントハウスに住んでいました。健一さんの父親が『ホソヤ産業』という革製品の加工会社を立ち上げ、父親が亡くなってからは健一さんが引き継いだようです。
ただ、3年ほど前に健一さんが会社のカネを使い込んだのが原因の一つとなって、革の加工事業はもうやっていなかったようです。夫婦はとにかく無愛想で、こちらが挨拶しても返事さえしなかった。次女が亡くなってから長男長女とも施設に引き取られ、以降は夫婦二人暮らしですが、寂しそうな様子はなく、普段通りに暮らしていました」(近隣住民)
父親の立ち上げた事業を、撤退に追い込んでいた健一容疑者。現在、夫妻は浅草で「和」を基調とした観光客向けの9階建てホテルを経営しているが、そこでも問題を抱えていた。
「健一さんがホテルに来るのは月に数回程度で、たまに奥さんを連れてくることもありました。娘さんの件で、去年の年末頃から警察の聴取に呼ばれていると聞いていました。ホテルの経営はあまり上手くいっていないようで、銀行から借入返済の入金がされていないと連絡があったり、資金繰りには苦労していると聞いています」(ホテルの関係者)
金銭的な問題を抱えていたという資産家夫婦。どんな事情があれ、たった4歳の少女の命が奪われていい理由など、どこにもない。
『FRIDAY』2024年3月1・8日号より

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