青森の新名物「チョコQ助」を知っているか? 在庫は即完売、専用工場まで爆誕…東京で買うなら火曜日に!

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ある日、Jタウンネット編集部にそんなメールが届いた。青森県東京事務所の梅田祐実花主事からだった。
「チョコQ助」??? 聞き覚えのない単語に首をかしげる。チョロQなら知ってるけど……。
梅田さんによると、「チョコQ助」というのは2021年秋に八戸市で生まれたお菓子。青森県内で大人気を博しているという。
どれほどかというと、製造しているメーカー「しんぼり」(所在地=八戸市)の直営店では120個の在庫が30分ほどで売り切れになるほど。日によっては、5分でなくなることもあるという。
あまりの人気で、しんぼりは2023年2月に「チョコQ助」を作るためだけの工場を建設。当初工場での販売は行っていなかったが「工場に行けば買えるのではないか…」と思った人々が訪れるようになったため、工場前に自販機を設置した。それも売り切れが続いたため、設置台数はどんどん増え……今では4台に増えているそうだ。
#帰れマンデー で #チョコQ助 出てたんですかっつい先ほど寄ってきました自販機4つに増えてたし顔出しパネルもありました pic.twitter.com/nFyPmbTiUE
青森県民の心を掴みまくりのこのお菓子、どれほど美味しいのか? 実は東京でも購入できるというので、記者は早速、買いに走った。
梅田さんが教えてくれたのは、「八戸都市圏交流プラザ 8base」。JR有楽町駅と新橋駅を繋ぐ高架下にある「日比谷OKUROJI」内にある、アンテナショップだ。
「チョコQ助」は毎週火曜と土曜に入荷されるという。そして、新商品の「白いチョコQ助」もあった。こちらは、毎週火曜日だけ入荷されているらしい。
そして、「チョコQ助」は1人5袋、「白いチョコQ助」に関しては1人1袋までと、購入制限がかかっている。
いくら青森で大人気でも、東京で制限が必要なのだろうか?
念のために火曜日に8baseを訪れたものの、正直舐めてかかっていた記者は、そこで、見てしまった。「チョコQ助」5袋を迷わず掴み取り、レジまで持っていく客たちの姿を……!
東京でも、すんごい人気でした。
――というわけで、何とかゲットしたチョコQ助・白いチョコQ助がこちら。
どういうお菓子かというと、無選別の南部せんべいに、チョコをかけたものだ。気軽に食べてもらうため、軽く、薄く焼いてあるという。
青森県まるごとあおもり情報発信グループが制作した資料によると、せんべい業界では割れ欠けの商品を久助(きゅうすけ)と呼ぶ。「チョコ Q 助」という名前の由来もそれで、「しんぼり」が商品に親しみを持ってもらえるようにつけたそうだ。
「チョコQ助」を食べると口に広がる、心地よい甘じょっぱさのハーモニー。絶妙なバランスだ。形も大きさもバラバラなせんべいたちのサクサクした食感も楽しい。
「白いチョコQ助」は、せんべいの塩味が濃厚なホワイトチョコを引き立て、高級感ある味に仕上がっていた。
どちらも、一度手を付けるともう、完食するまで止まらなくなる、罪なやつら。
青森中、いや東京をも虜にしてしまうのも、納得の味だった。
都内でゲットしたい人は、毎週火曜日の15時頃に8baseへ行ってみてほしい。

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