胃痛訴える女性が未明に119番、仮眠室の救急隊員3人起きず…当直署員も居眠り

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川崎市の高津消防署で7月、病気の女性からの未明の119番通報に対し、当直員らが寝過ごして救急車の出動が遅れるミスがあったことが24日、わかった。
市消防局によると、ミスがあったのは7月23日。午前2時21分に同市高津区の40歳代女性から胃の痛みなどを訴える通報を受けて同署に出動を指示したが、署内の仮眠室にいた救急隊員3人は起きず、起こすべき担当署員も居眠りしていたため、再度の指示を経て出動が2時39分まで遅れた。
通常は通報から2~3分で出動しており、実質15分程度遅れたという。女性は搬送先の病院で治療を受けて同日帰宅した。同局は「あってはならないミス。再発防止策を検討したい」としている。

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