群馬県、ビッグモーターに850万円請求 新たな植樹費など

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群馬県は、中古車販売大手ビッグモーター太田店(太田市西新町)が店舗前の街路樹に除草剤を散布して枯死させたと認めたことを受け、枯れた木の伐採と新たな植樹費用など計850万円を同社の和泉伸二社長に請求した。県担当者は「地域の緑化や景観向上、住民の憩いのため、街路樹を復活させたい」と話している。
【図でわかる】ビッグモーターはこうやって修理代を水増しした
2022年、住民の情報提供で国道354号沿いの店舗前にあった街路樹17本が枯死していることが判明。土壌調査で除草剤の成分が見つかり、伐採と撤去、土の入れ替えで400万円かかったという。2~3月に同じトウカエデ17本を植樹する予定で、植樹費450万円と合わせ、12日付で同社に請求した。
同社は全国で同社店舗前の街路樹枯死や伐採が相次いで判明した後の23年8月、太田店前で除草剤を散布したことを県側に認めていた。【田所柳子】

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