固定電話あすから「3分9・35円」統一、携帯へは現行通り…「便乗詐欺に注意」

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NTT東日本と西日本は来年1月1日から、固定電話の回線網をインターネット網(IP網)に切り替える作業を始める。
家庭や企業など利用者側の工事や手続きは不要で、電話機や電話番号はそのまま利用できる。NTT東西は、作業に便乗して電話機を売りつけるなどの詐欺に注意するように呼びかけている。
回線の移行に合わせ、来年1月1日から固定電話の通話料金を「3分9.35円」に統一する。これまでは、60キロ・メートルを超えると「45秒11円」となるなど距離や時間帯によって通話料金が変動していた。公衆電話からの通話も全国一律で「56秒10円」となる。携帯電話への通話は現在の「60秒17.6円」で変わらない。
作業はNTTの設備内で実施し、山形、鳥取両県から着手する。全都道府県で順次進め、来年1月中に完了する予定だ。交換機などの設備が老朽化していたため、インターネットと同じ仕組みに切り替え、運用コストの圧縮も図る。

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