【速報】フェリーとしま2 悪石島沖を航行中にエンジンから出火 乗客・乗員22人避難 7人は船で消火活動中 鹿児島

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

十島村の悪石島沖を航行していたフェリーとしま2の機関室で29日朝、火災が発生しました。乗組員と乗客の合わせて29人が乗っていて、付近にいた漁船で避難しました。
十島村や十管によりますと、29日午前6時半ごろ、悪石島沖を航行していたフェリーとしま2から「機関室から火災が発生した」と通報がありました。船に乗っていた乗組員18人と乗客11人の合わせて29人のうち乗組員7人が船で消火活動を続けていて、残る22人が付近にいた漁船で悪石島に避難しました。けが人はいませんでした。
十管が公開した現場の写真では、フェリーとしま2の煙突の下付近の海面に、オレンジ色の救命いかだのようなものが見えます。
フェリーとしま2は総トン数1953トンで、29日午前2時に奄美大島の名瀬港を出港し、十島村の島々を経由して鹿児島港へと向かっていました。乗客の別の輸送手段について村が現在、検討しています。
火災の影響で、フェリーとしま2は29日夜、鹿児島港を出る予定だった便は欠航となりました。今後の運航も現時点では未定だということです。
(2023/12/29 09:28)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。